「赤い川」の合流で油絵のような風景に 中国青海省

「赤い川」の合流で油絵のような風景に 中国青海省

 【新華社西寧5月4日】中国青海省海西モンゴル族チベット族自治州都蘭県香加郷では、赤い水の烏蘭烏蘇(ウーランウースー)河と澄んだ水の托索(トゥオスオ)河が合流し、色がゆっくりと混ざり合っていく壮大な油絵のような光景が見られる。

 烏蘭烏蘇河が赤く濁っているのは、川沿いの大量の赤い土砂を運んでくるため。川の名は、地元のモンゴル族によって「赤い水(オラーンオス)」と呼ばれていることによる。

 神秘的で美しい風景を見せる2本の川の合流地点は、景色を楽しむ観光客や写真愛好家が絶えない地元の人気観光スポットになると同時に、地理や生態、環境方面の貴重なデータを科学研究者に提供している。(記者/王浡、解統強)

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