【ガーデニング豆知識】多年草・一年草の違いはココ!
各地で汗ばむような陽気の中、お出かけ先や道端で伸び伸びと育つ植物たちを見ると心が和みますね。
ゴールデンウイーク後半戦は、のんびりとガーデニングを楽しんでみませんか?
今回は、手間いらずで毎年キレイな花を咲かせてくれる多年草の中でも、鮮やかカラーで存在感バツグンの花を参考価格とともにご紹介します。 最後にガーデニング豆知識として「多年草・一年草の違い」についても整理します。
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この記事で紹介する「手間いらずの多年草<鮮やか系3選>」
- モナルダ
- エキナセア
- クロコスミア
「手間いらず」とはいえ、日当たりや水はけなどの最低限のお手入れはもちろん大切です。でも、生育環境さえ合えば、植え付けたあとほったらかしにしても「ほぼ勝手に育ってくれる」多年草ばかり。 色鮮やかに夏ガーデンを彩ってくれるお気に入りの花、一緒に見つけてみませんか?
【ガーデニング】手間いらずの多年草<鮮やか系3選>植えるとほぼほぼ勝手に育つ!
モナルダ
- 学名:Monarda
- 科名・属名:シソ科ヤグルマハッカ属
- 開花期:6月~9月ごろ
モナルダは、燃える松明のような花姿がひときわ目を引くオシャレな多年草。ベルガモットとも呼ばれるハーブの一種です。
赤、ピンク、紫、白などのカラーバリエーションがあります。赤のモナルダを選ぶと、夏ガーデンにより一層の華やぎが生まれますよ。
耐暑性にすぐれ、ガーデニング初心者でも育てやすい植物です。
※参考価格:500~800円前後(3号ポット苗)
エキナセア
エキナセア
- 学名:Echinacea
- 科名・属名:キク科ムラサキバレンギク属
- 開花期:6月中旬~8月
いがぐりのように盛り上がった中央部から垂れ下がるように広がる花びらがユニークなエキナセア。個性的なフォルムと鮮やかな花色で夏ガーデンの主役候補にしたい多年草の一つです。ドライフラワーにしても楽しめますよ。
寿命が長く、夏の暑さにも強く、病虫害の心配も少ないエキナセア。ガーデニング初心者でも育てやすく、ナチュラルガーデンを叶えたい人にはおすすめです。
※参考価格:300~900円前後(3号ポット苗)
クロコスミア
クロコスミア
- 学名:Crocosmia
- 科名・属名:アヤメ科クロコスミア属
- 開花期:6〜8月
赤や朱色の鮮やかなビタミンカラーの花がどことなくエキゾチックなクロコスミア。ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)という和名を持つ、野趣あふれる多年草です。
とても強健な性質で、一度地植えすると「ほぼほぼ勝手に増える」旺盛な繁殖力でも知られます。増やしたくない場合は、間引きや株分けをおこなったり鉢植えで育てるなどして、群生を避けましょう。
※地域によってはクロコスミアの栽培を禁止されている場合があります。
※参考価格:800~1200円(3号ポット苗)
【ガーデニング豆知識】宿根草・多年草・一年草の違いとは?
さいごに多年草・一年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。
- 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物
- 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある
- 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。