アンチェロッティ監督、カディス戦でのクルトワ起用を明言! 頼れる守護神が2度の重傷から復帰へ

レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、カディス戦での起用メンバーについて言及した。3日、スペイン紙『アス』が同監督のコメントを伝えている。

ここまでのラ・リーガで26勝6分1敗を記録し、勝ち点「84」の首位に立つレアル・マドリード。現在リーグ戦で27試合無敗を維持する同クラブは、2位バルセロナに11ポイント差をつけており、残り5試合を残しながら2021-2022シーズン以来の優勝が目前に迫っている。

カディス戦の前日会見に出席したアンチェロッティ監督は、「目的ははっきりしている。3ポイントを取って、このコンペティションの優勝に近づくことだ」とコメント。続けて、「降格を避けるために戦っていて、欲望と興奮を持ってベルナベウにやってくるチームを相手に、目的を達成することだけを考えている」とカディス戦に向けた決意を述べた。

また、今シーズン開幕前に左ひざ前十字じん帯を断裂する重傷を負い、戦列復帰が近づいていた3月19日に右ひざの内側半月板を断裂したことで、再度離脱していたベルギー代表GKティボー・クルトワについて、「明日は久しぶりにプレーするだろう」と起用を明言。「(エデル・)ミリトンもそうだが、彼が戻ってくるのはいいニュースだ。クルトワは貢献できるし、元気だし、楽しみにしている。彼の復帰を喜んでいる」と明かしている。

さらに、そんなブラジル代表DFエデル・ミリトンの出場について問われると、「個人について話しているのではない。私の考えでは、バイエルン戦のチームは受け身すぎた。もっと積極的にならないといけない」と述べつつ、「ミリトンは明日、リズムを掴むためにプレーするだろう」とクルトワ同様に起用する意向を告白。加えてトルコ代表FWアルダ・ギュレルについても、「彼は先発メンバーとなるだろう」と口にした。

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