みずがめ座η流星群 あす・あさっての夜明け前が見頃に

あさって6日(月・祝)の朝6時頃、
みずがめ座η(エータ)流星群が極大を迎えます。

みずがめ座η流星群は毎年5月上旬に活動する流星群で、
母天体は10月のオリオン座流星群と同じハレー彗星。

南半球では放射点が高くなり、
多くの流星が見られることで知られています。

日本では放射点が低いうちに夜が明けるため
南半球ほど多くの流星は見られませんが、
毎年見られる主要な流星群の一つです。

6日(月・祝)に極大を迎えるみずがめ座η流星群は
活発な期間が比較的長く続くため、あす5日と6日の
夜明け前(未明~明け方)が見頃となりそうです。

観察に適した時間帯は短く、夜明け前の1時間ほど。

東京の場合、およそ2時から3時半頃が見頃です。

最も多く見えるのは5日・6日それぞれ3時台で
空の暗い場所で1時間あたり5~10個ほどの流星が
観察できると予想されています。

今年は月明かりの影響が少なく、天気にも恵まれて、
観察に適した条件を満たす夜空となるでしょう。

流星群を見る際には、空を広く見渡せる場所であることや、
街灯などが少なく暗い場所で観測することが大切です。

また、暗闇に目を慣らして
放射点の方向を見上げると観測しやすくなります。

長時間の観察になる場合、明け方は冷え込むため
服装で上手く調整できるようにしてください。

あす5日(日)の明け方は
北海道の日本海側や東北~中国・四国にかけて
広い範囲で晴れるでしょう。

北海道の太平洋側・オホーツク海側や
九州から南西諸島にかけては雲が広がりやすく
流星群の観測は少し難しそうです。

ゴールデンウィークの終盤には
ぜひ流星群を観測してみてはいかがでしょうか。

☆各地の日の出時刻(5日)

札 幌 4:23
仙 台 4:35
東 京 4:45
新 潟 4:43
名古屋 4:57
大 阪 5:04
広 島 5:16
高 知 5:14
福 岡 5:26
那 覇 5:49

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