阪神・西勇が渾身のガッツポーズ 七回、代打・大城卓を打ち取り拳を握りしめる スタンドからは大歓声 7回3安打無失点

 7回、大城卓を中飛に抑え、拳を握る西勇(撮影・中田匡峻)

 「巨人-阪神」(4日、東京ドーム)

 立ち上がりから絶妙な制球で好投を続けている阪神・西勇が渾身のガッツポーズを繰り出した。

 七回2死一塁から、低めに制球された直球で代打・大城卓を中飛に打ち取ると、白い歯を見せて右の拳を握りしめた。

 右腕は今季3試合に登板して防御率1.69ながら0勝1敗と今季初勝利を挙げられておらず、師匠である菅野との投げ合いということもあって立ち上がりから気迫あふれる投球を続けている。

 西勇は7回3安打無失点の好投で降板し、八回からは岩崎がマウンドに上がった。

© 株式会社神戸新聞社