「真剣に残るオプションを検討」立場一変の鎌田大地、ラツィオ残留の可能性を伊メディア報道! ライバルだった仏代表MFとの同時起用に期待「未来の中盤を初めて見られた」

ラツィオの鎌田大地は、セリエA前節のヴェローナ戦で、マテオ・ゲンドゥジとダブルボランチを組んだ。彼らがボランチで一緒に先発出場したのは、イゴール・トゥドール監督が就任してから初だ。

イタリア『TUTTOmercatoWEB』は5月3日、鎌田とゲンドゥジのコンビが良い結果を出し、今後もパートナーになっていくかもしれないと伝えた。

マウリツィオ・サッリ前監督が指揮を執っていたシーズン当初、鎌田は開幕から4試合でスタメンに名を連ねた。だがその後、ゲンドゥジにポジションを奪われ、ベンチが定位置に。フランス代表MFが確かな地位を手にした一方で、鎌田は出場機会を失っていった。

しかし、サッリの辞任とトゥドールの就任で状況は一変。新指揮官から高く評価される鎌田は、リーグ戦全試合で先発出場するなど、ボランチの一角として存在感を高めている。

一方、マルセイユ時代にトゥドールと衝突し、ラツィオでも緊張関係が報じられたゲンドゥジだが、リーグ戦の2試合とコッパ・イタリアの2試合でスタメンに名を連ねてきた。

そしてその2人が初めてダブルボランチとしてコンビを組んだヴェローナ戦、ラツィオは1-0で勝利を収めた。鎌田は指揮官やメディアから絶賛されている。

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周知のとおり、鎌田とラツィオの契約は今季いっぱいだが、選手が行使可能な延長オプションがついている。残留が実現すれば、来季もトゥドールは鎌田とゲンドゥジのボランチコンビをあてにできるかもしれない。

TUTTOmercatoWEBは、鎌田とゲンドゥジのコンビについて、「今後裏付けられることが待たれるなかで、ポジティブな答えが出たテスト」と報じた。

「前節ヴェローナ戦では、現在、そしておそらくは未来の中盤を初めて見ることができた。ほぼ半年にわたって互いに入れ替わってきたカマダとゲンドゥジが一緒になったのだ」

同メディアは、鎌田が「真剣に2027年までローマに残るオプションを検討している」とも報じた。一時は退団が確実と言われながら、監督交代を機に再び注目されている鎌田の去就。本人がどんな選択をするのか、目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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