高星明誠「これで満足しない」。三宅淳詞「流れを崩さず準備していきたい」【第2戦GT500決勝会見】

 5月4日に静岡県の富士スピードウェイで開催された2024スーパーGT第2戦『FUJI HOURS RACE』の決勝レース。GT500クラスで優勝を飾った3号車Niterra MOTUL Zの高星明誠と三宅淳詞が、予選2番手から逆転勝ちを収めたレースを振り返り、次戦への展望を語った。

■高星明誠選手/第1、第2スティント担当

「素直に優勝できたことをうれしく思います。今年から僕たちは、チームメイトが変わり(タイヤもミシュランから)ブリヂストンタイヤに変わったのでパフォーマンスで良いところを見つけられず苦戦をしていました」

「(今回は)ロングランのペースも比較的に安定していて、次戦以降に繋がる良いデータも取れたのですべてにおいて収穫があったレースになりました」

「(今シーズンにかける思いを尋ねられ――)上位の争いに食い込むということに実感しています。まだまだ自分たちが求めているクルマのバランスには到達できていないことは正直な感想です」

「昨年良いクルマのバランスは取れているとは思っていても、それでもチャンピオンに届かなかったのが現実ではあります。まず今年は昨年よりも良いパフォーマンスに到達できていないのが僕の気持ちでもあるので、もっともっと上げていかないといけません」

「今回優勝はできましたがこれに満足せず、強豪の36号車に負けないように、さらなる上を目指していきたいです」

優勝したNiterra MOTUL Zの高星明誠 2024スーパーGT第2戦富士 

■三宅淳詞選手/第3スティント担当

「僕自身GT500にステップアップし、2戦目で優勝できたことはとてもびっくりしました。本当うれしいです」

「今週を振り返ると予選でも思った以上のパフォーマンスを出せたと思います。前半高星選手がかなりマージンを作ってくれて僕にパスを出してくれたのも慌てることなく、凡ミスがないようなレースができました」

「(今シーズンにかける思いを尋ねられ――)今回優勝はできましたが、ドライビングとしてはまだまだ改善があるとは思います。次戦もあまり時間はないですが、しっかり調整し、流れを崩さずチャンピオン争いの準備をしていきたいです」

GT500初優勝となった三宅淳詞(Niterra MOTUL Z) 2024スーパーGT第2戦富士 

投稿 高星明誠「これで満足しない」。三宅淳詞「流れを崩さず準備していきたい」【第2戦GT500決勝会見】autosport web に最初に表示されました。

© 株式会社三栄