ワッツが滋賀に敗れる B2プレーオフ

【滋賀レイクス-青森ワッツ】第4クオーター、ドライブで攻め込む青森ワッツの常田(左)=滋賀ダイハツアリーナ
第2クオーター、自身の守備がファウルと判定され、不満をあらわにするアウダ(中)をなだめる選手たち
第2クオーター、青森ワッツの佐藤がシュートを決め、40-45に

 プロバスケットボールBリーグ2部(B2)東地区4位(ワイルドカード上位)の青森ワッツは4日、大津市の滋賀ダイハツアリーナで開かれたプレーオフ準々決勝(2戦先勝方式)第2戦で、西地区1位の滋賀レイクスと対戦。ワッツはファウルからの失点が響き、79-93で敗れた。対戦成績は1勝1敗となり、準決勝進出を懸けた戦いは5日の第3戦に持ち越された。

 ワッツは第1クオーター(Q)、滋賀の強度な守備を前に、前日好調だった速攻やパス回しが封じられ、ペースをつかむことができない。その後も攻守で相手の執拗(しつよう)な動きに、味方のファウルが誘発され、相手のフリースローからも失点を重ねた。

 40-50で迎えた第3Q、素早いトランジション(攻守の切り替え)から得点を積み上げ、一時1点差まで迫ったが、ブザービーター(ブザーと同時に決まるシュート)と思われたPG常田の3点シュートが無効と判定される不運もあり、逆転することができない。

 最終第4Qは、攻守のリバウンドで相手が勝り、常田やPFアウダらが果敢にシュートを決めるも反撃には遅すぎた。試合全体を通してフリースローの成功率が50.0%(16本中8本成功)と精度を欠いたのも痛かった。

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