暫定首位のアーセナル、ボーンマスに3-0快勝! 4連勝でマンCにプレッシャー。冨安健洋は再びフル出場、攻撃でも貢献

5月4日に開催されたプレミアリーグ第36節で、マンチェスター・シティと熾烈な優勝争いを繰り広げるアーセナルは、10位のボーンマスとホームで対戦。序列を高めている冨安健洋がこの日もスタートから左SBに入り、3戦連続で先発を果たした。

1試合消化が少ないシティと勝点1差で首位のアーセナルは、立ち上がりから猛攻。14分には冨安の絶妙な縦パスをペナルティエリア内で収めたハバーツが、思い切りよく左足を振り抜くも、GKトラバースに阻まれる。

さらに23分には、ウーデゴーが蹴ったFKにファーで反応した冨安が、身体を投げ出してのヘッドで折り返し、トーマスがシュート。しかし、大きく枠を外してしまう。

以降も再三チャンスを作るなか、45分にハバーツがエリア内でトラバースに倒され、PKを獲得。キッカーを務めたサカが落ち着いて成功させ、前半のうちに先制する。

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1-0で折り返すと、53分にエリア内からソランキにシュートを浴びるが、守護神のラジャがきっちり防ぐ。

前半に比べて守備の時間が増え、ややトーンダウンしていたホームチームだが、70分に貴重な追加点を奪取。ライスのラストパスをエリア左で受けたトロサールが、ダイレクトで流し込んだ。

81分には最初の選手交代でトロサールに代えてマルチネッリを投入。さらに85分には、同じくスコアラーのサカも下げ、ガブリエウ・ジェズスを送り込む。

その後、90+7分にライスがダメ押し点を叩き込み、アーセナルは結局3-0でボーンマスを撃破。危なげなく連勝を4に伸ばし、この後にウォルバーハンプトンと戦うシティにプレッシャーをかけた。

なお、冨安は前節のトッテナム戦(3-2)に続いてフル出場。特に前半は積極的に高い位置を取り、攻撃面でも貢献した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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