阪神は4日の巨人戦(東京ドーム)に延長10回、1―2でサヨナラ負け。スタメンマスクをかぶった坂本誠志郎捕手(30)は「勝つチャンスは十分にあったので、勝ちたかったですね…」と唇をかんだ。
この日は先発・西勇輝投手(33)との今シーズン初バッテリーとなったが、阿吽の呼吸で7回3安打無失点の好投に導き、「初めて(組んだ)という感じではないくらいでした」と振り返った。
一方で打線が相手先発・菅野の前に苦しみ、リリーフ陣も踏ん張り切れず、西勇の勝ちは消滅。坂本は「今日は勝ちがつかなかったですし、チャンスだったので。勝ちをつけてあげたかったと思います」と悔しさをにじませた。
また、チームは昨季の〝お得意様〟だった巨人相手に、今季はここまで3勝4敗1分と負け越しているだけに、「ロースコアの展開でピンチになって抑えても、ジャブを食らってるみたいにしんどくなってくる。そういうことを今年のジャイアンツはよくしてくるので」と率直な印象を明かしていた。
チームは、2連敗を喫し、2位・巨人とのゲーム差が「1」となった。しぶといG打線を封じ、5日こそ白星をつかみたいところだ。