50匹のこいのぼり優雅に 佐野で「鯉来まつり」 5年ぶりの本格開催

根古屋森林公園で優雅に泳ぐこいのぼり

 【佐野】飛駒町の根古屋森林公園で3日、「第23回鯉来(こいこい)まつり」が開かれた。来場者は青空を優雅に泳ぐ約50匹のこいのぼりを眺めながら、地元の食などを楽しんだ。こいのぼりの掲揚は11日ごろまで。

 飛駒地区むらづくり推進協議会が2001年から、地域活性化を目的に開催。昨年は新型コロナウイルス禍の影響で規模を縮小して開いたが、今年は5年ぶりの本格開催となり、活気を取り戻した。

 来場者プレゼントの「根古屋まんじゅう」は配布開始10分で“完売”する盛況ぶり。広場では足利市を中心に活動する「ネオ・クレイトーン・アンサンブル」がオカリナ演奏を披露し、会場を盛り上げた。

 同協議会の横塚順一(よこづかじゅんいち)会長(75)は「地域が元気になるために、今後も継続して開けるように頑張りたい」と笑顔で話した。

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