「誰もレギュラーを保証されていない」なぜ久保建英はスタメンから外れたのか。ソシエダ指揮官が言及「時間を与えられながら、活用できなかった選手は...」

久保建英が所属するレアル・ソシエダは、5月4日に開催されたラ・リーガの第34節でラス・パルマスとホームで対戦。33分にオウンゴールで先制すると、前半アディショナルタイムにもシェラルド・ベッカーが強烈なシュートを突き刺し、2-0で快勝を飾った。

この一戦で、スタメンが予想された久保はベッカーにその座を譲ってベンチスタート。最後の交代カードで89分にピッチに立つに留まった。

試合後、ベッカーやアンドレ・シウバをサプライズ起用した理由について質問を受けたソシエダのアルグアシル監督は、次のように回答した。スペイン紙『Mundo Deportivo』が伝えている。

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「私は決断するためにここにいる。正しい時もあれば、そうでない時もある。今日は誰がダメージを与えられるか、誰が大きなプレッシャーをかけることになるかは明らかだった。誰もレギュラーを保証されていない。いい練習した者には最後にご褒美がある」

スペイン人指揮官は「全員が絶好調だが、時間を与えられながら、それを活用できなかった選手は次の選手に移る。今日の決定は純粋に技術的なものだ」と続けている。

コンディションなどの問題ではなく、あくまで戦術的な理由だと強調した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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