シャフトは「R」のほうが飛ぶってマジ…?飛距離300ヤードの人気コーチが解説

ドライバーはミスが多く、曲がるほど飛距離も落ちるクラブです。長いから短いシャフトにするのではなく、さらにクラブを長く使うことが飛ばすためには有効であるとクレイジー先生はいいます。

今回のレッスンでは、ドライバーの長さを上手に使う方法を解説します。

いちばん動かしているのは体でも腕でもなくクラブ!

クラブが長いと遠心力が上がり、ヘッドスピードとパワーがアップします。シャフトはやわらかいほうがしなるためヘッドが走る。一般アマチュアでしたらフレックスRでOK。硬いフレックスを無理にしならせようとすることもミスのもとなので、リズムよく振れば勝手にしなる硬さのほうがいいのです。

そして、せっかく飛ばせる長いクラブを使っているのに、それを台無しにしているのが「うまく当てよう」とする気持ち。長いからミートしづらいなんて1ミリも思ってはダメ。飛ばすためにどこを意識して動かしていますか?と聞かれることがありますが、いちばん動かしているのは“クラブ”で、クラブ
を大きく動かして飛ばすための仕事をさせています。

ですから“長いクラブをさらに長く使う”イメージで、大きく振ってください。こじんまりとした小さなスイングではなく、まずはダイナミックに振る!に意識チェンジです!

クレイジーはクラブ長は46インチ、シャフトはユニフレックス(SR相当)を大きく振り、“クラブを利用して”真っすぐ300ヤード以上飛ばしている。

トップとフィニッシュは「バンザイ」。バックスイングやダウンスイングからフォローにかけては「両手で大きく窓をふく」イメージをもちながら振ると、スイングが大きくなる。

ビビッていないで振っちゃいなよ!

レッスン=FUNKY CRAZY Haru
●ファンキー・クレイジー・ハル/的確でわかりやすいレッスンに定評がある人気コーチ。YouTubeチャンネル「FUNKYCRAZY GOLF★HALチャン(ネル)」は登録者数6万人を超え、ほぼ毎日配信中。

写真=相田克己
協力=取手桜が丘ゴルフクラブ(アコーディア・ゴルフ)

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