「“バルサ、エスパニョールの影”になっていた自分達が……」 “2部から3年”でCL出場権獲得のジローナ、ミチェル監督がチームの偉業讃える

写真:チームをCL出場権獲得へ導いたミチェル監督 ©Getty Images

現地時間4日、ジローナはホームにバルセロナを迎えてのカタルーニャダービーを制し、クラブ史上初となるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。

ジローナのミチェル監督はこの快挙を成し遂げた試合後、『DAZN』のインタビューにて以下のように喜びを語っている。

「幸せの絶頂だよ。3年のプロジェクトを経て、2部からのCL出場権獲得は素晴らしいことだ。まだ4試合残っているが、本当に信じられないよ。レアル・マドリードの活躍も凄まじいが、74ポイントを獲得し我々がリーグ2位なんだ。選手達が成し遂げた事は本当に偉大なことだ」

「言葉では言い表せないし、ジローナの人々とこの瞬間を楽しむだけだよ。きっと、彼らもとても誇らしい気持ちでいるはずだよ。バルサ、エスパニョールの影になっていた自分達が、そのライバルを倒しチャンピオンズリーグ出場を決めたんだ。彼らを上回った1日を満喫してくれているはずだよ」

ミチェル監督は就任初年度となった2021ー22シーズンにチームをプリメーラ昇格へ導くと、昨シーズンはレアル・マドリード相手にホームで4ゴールの大勝を収めるなど、リーグ5位の得点力へチームを押し上げた。

その攻撃力にさらに磨きがかかった今シーズンは開幕から好調を維持し、2節以降4位以内をキープし続けた。そして、クラブの歴史でわずか4度目のプリメーラ挑戦ながら、CL出場権獲得という偉業を成し遂げた。

ミチェル監督は同じくカタルーニャ州に本拠地を置くバルサ、エスパニョールを引き合いに出し、そのバルサ相手にシーズンダブルを達成してCL出場権を獲得したチームを称えている。

© 株式会社SPOTV JAPAN