パイレーツ・ジョーンズが7回10Kの快投 チームはサヨナラ勝ち

【ロッキーズ0-1xパイレーツ】@PNCパーク

日本時間5月5日、5連敗中のパイレーツは本拠地PNCパークでのロッキーズ3連戦の2戦目を迎え、0対0の同点で迎えた9回裏にジャック・スウィンスキーがサヨナラタイムリー。劇的な勝利で連敗をストップした。パイレーツ先発のジャレッド・ジョーンズは7回96球を投げて被安打1、奪三振10、与四球0、失点0という快投を見せ、3番手のデービッド・ベッドナーが2勝目(2敗)を記録。ロッキーズ3番手のニック・ミアーズはサヨナラ打を浴び、3敗目(0勝)を喫した。

パイレーツ先発の新人右腕ジョーンズは決して強力とは言えないロッキーズ打線を相手に支配的なピッチングを披露。7回96球を投げて自身2度目の2ケタ奪三振をマークし、許した走者は5回表の先頭打者として二塁打を放ったエリアス・ディアスだけだった。しかし、パイレーツ打線もロッキーズ投手陣を打ち崩せず、試合は0対0のまま9回裏に突入。パイレーツは二死3塁からジャレッド・トリオロの四球、オニール・クルーズの敬遠で満塁とし、最後は代打スウィンスキーのタイムリーで劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

開幕ローテ入りを果たし、新人らしからぬパフォーマンスを続けているジョーンズは、ここまで7試合に先発して防御率2.63、52奪三振、被打率.184、WHIP0.78を記録。キャリア最初の7先発で52個以上の三振を奪った投手は、1901年以降で10人目となった。また、7イニング以上を投げて被安打1以下・10奪三振以上・無四球の登板は球団史上初の快挙。打線の援護に恵まれず、なかなか白星を手にすることはできていないが、若き剛腕はメジャーの舞台で輝きを放ち続けている。

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