豚舎の解体中コンクリートの床に転落 90代男性が後頭部から出血 ヘルメットや命綱を装着せず作業 北海道豊浦町

転落事故を調べる北海道警伊達署

北海道豊浦町で5月4日夕方、豚舎の解体作業をしていた90代男性が転落して後頭部から出血するケガをしました。4日午後4時40分ごろ、豊浦町礼文華で「自宅敷地内の建物の解体中にコンクリートの床に頭を打ち、後頭部から出血している」と男性の娘から消防に通報がありました。消防が現場に駆け付けたところ、男性は意識があり、後頭部から出血するケガをしていて病院に搬送されました。警察によりますと、男性は豚舎の解体作業中、梁(はり)の部分を登っていたところ、バランスを崩してコンクリートの床に背中から落ちて頭を打ったということです。男性は当時、1人で作業をしていて、ヘルメットや命綱はしていませんでした。

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