カブス・鈴木とベリンジャーが1週間以内に復帰か 指揮官が言及

日本時間5月5日、カブスのクレイグ・カウンセル監督は故障離脱している鈴木誠也(右わき腹痛)とコディ・ベリンジャー(右肋骨の骨折)が1週間以内に戦列復帰する可能性があることを明らかにした。ベリンジャーはマイナーでのリハビリ出場を経ずに戦列復帰する可能性が高く、鈴木は数試合だけマイナーでリハビリ出場する可能性があるという。現在、ナ・リーグ中地区で首位ブリュワーズに1ゲーム差の2位につけているカブスだが、主力外野手2人の復帰がチームにさらなる勢いをもたらすことになりそうだ。

鈴木はメジャー3年目の今季、ここまで15試合に出場して打率.305、3本塁打、13打点、OPS.893を記録。日本時間4月15日のマリナーズ戦で右わき腹を痛め、故障者リストに登録された。その1週間後に練習を再開し、現在は通常の打撃練習を行えるところまで回復している。カウンセル監督は「マイナーでの短期間のリハビリ出場の前に、走塁のステップをクリアする必要がある」と話しており、全力疾走しても問題ない状態まで回復できれば、数試合のリハビリ出場を経て、メジャー復帰にゴーサインが出されることになりそうだ。

ベリンジャーは今季ここまで22試合に出場して打率.226、5本塁打、17打点、OPS.760を記録。8試合連続安打と調子が上がってきたところで右肋骨を骨折し、無念の戦線離脱となった。日本時間4月29日には練習を再開しており、患部の状態を考慮して休養日・回復日を設けながら練習の量や強度を上げている段階。カウンセル監督はベリンジャーがマイナーでのリハビリ出場を経ずに復帰する可能性があることを示唆している。

カブスは鈴木とベリンジャーの離脱後、マイク・トークマン、アレクサンダー・カナリオ、ピート・クロウ=アームストロングらを代役に起用して穴埋め。チームは大きく失速することなく、首位ブリュワーズに食らいついている。主力外野手2人が復帰すれば、打線の厚みが増し、チームにとって大きな追い風となるはずだ。

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