大谷翔平が8号豪快弾&適時打 ロバーツ監督を抜いて日本出身選手のチーム記録を更新

3回に8号ホームランを放った大谷翔平(ロイター=USA TODAY Sports)

ドジャース・大谷翔平(29)に6試合ぶりの一発が飛び出した。4日のブレーブス戦(ドジャースタジアム)の3回、先頭打者として迎える第2打席で、エルダーの146キロの内角高めのフォーシームを右翼席に高々と放り込んだ。4月26日以来の8号ソロ弾でリードを広げた。

やや詰まりながら打球速度は103・4マイル(約166・4キロ)、飛距離は392フィート(119・5メートル)の大谷らしい豪快アーチ。ベンチではひまわりの種で迎えられ、笑顔に包まれた。日本生まれのドジャース選手ではロバーツ監督の持つ7本の記録を塗り替え、指揮官もハイタッチで称えた。

前日の延長の激闘をサヨナラで制し、この日も「2番・DH」で出場。第1打席は空振り三振に取られたが、2回にマンシーの2ランで先制すると、大谷も続いた。4回の第3打席では一死一、二塁から逆方向に適時打を放った。先発のグラスノーも好投を続け、ライバルに勝ち越しを狙っている。

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