「かぐや姫は人間界に何年いた?」子ども探偵、昔話の謎を解き明かせ! 京都の図書館でクイズ

昔話の謎を解いた子どもたちの答えがたくさん集まるロビー(向日市寺戸町・向日市立図書館)

 昔話を読んでクイズに答えるイベント「むかしばなし探偵」が、京都府向日市寺戸町の市立図書館で開かれている。ロビーには謎を解いた子どもたちの答えがたくさん掲示されている。

 児童書コーナーにある浦島太郎とかぐや姫、花咲かじいさんの絵本を、探偵のように注意深く読み、カウンターでもらう用紙の謎を解く。子ども読書の日(4月23日)にちなみ、読書を楽しんでもらおうと企画した。

 ロビーには「浦島太郎の仕事は」「かぐや姫は人間の世界に何年いたか」といった謎に、子どもたちが答えを書き込んで貼ってあり、それぞれの昔話の情報が集まっている。お話ごとに謎は3レベル、計30問あるという。

 塚本哲也館長は「読んだお話を人に伝える面白さを味わってほしい」と期待している。12日まで。7日は休館。

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