米澤蓮が逆転でツアー初優勝 片岡尚之2位、石川遼は34位

念願のツアー初優勝を果たした米澤蓮(撮影:上山敬太)

<中日クラウンズ 最終日◇5日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース (愛知県)◇6557ヤード・パー70>

国内男子ツアーの最終ラウンドが終了した。首位と2打差で出た24歳・米澤蓮が6バーディ・1ボギーの「65」をマーク。トータル13アンダーで逆転し、念願のツアー初勝利をつかんだ。2003年の星野英正以来、21年ぶりに今大会から初優勝者が誕生した。

前半からアクセル全開だった。2番パー5でバーディ先行。5番でも1つ伸ばすと、8番からハーフを挟んで3連続バーディを奪った。その後は伸ばしあぐねたが、首位タイで迎えた最終18番でバーディパットを沈めて優勝決定。大観衆の声援に大きなガッツポーズで応えた。

トータル12アンダー・2位に片岡尚之。トータル8アンダー・3位タイには小木曽喬、篠優希、ルーキーの杉浦悠太が入った。

先週の日欧共催大会を制した桂川有人はトータル7アンダー・6位タイ。石川遼はトータルイーブンパ-・34位タイで4日間を終えた。

© 株式会社ALBA