橋下徹氏は訪日外国人との二重価格賛成派 マイナンバーカードでの日本人割引提案

橋下徹氏

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が5日、「日曜報道 THE PRIME」(フジテレビ系)に出演した。

番組では問題化しているオーバーツーリズムを取り上げた。訪日外国人の増加に伴い、訪日外国人と日本在住者を分ける二重価格設定について議論された。

二重価格賛成派の橋下氏は「ただやり方がですね。外国人の方に高い金額を課すために、外国人の確認をするというのは非常に問題があると思います」と指摘。「外国人かどうかを、どうやって最初にあたりを付けるかというと見た目でやらなきゃいけない。今のいわゆる西側の価値観ではやったらいけない。その基準で外国人かどうかを確認していくというのは絶対にダメ」と述べた。

そのうえで「割引する方、日本人の確認をしていくべき。日本人の確認も見た目じゃなくてIDで確認をする。だから僕はマイナンバーカードは全国民に交付。こういう時に使えるんですよ。マイナンバーカードが情報漏洩どうのこうの言うけれど、デジタル社会にするということはそういうこと。高めの価格を設定しておいて、日本人の場合にIDでマイナンバーカードを提出した場合には、割引にするということをやるべきだと思います」と私見を述べた。

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