「りんご園の手伝いをしていました」2年ぶりZOZOで今季初勝利狙う西武・高橋光成、「こどもの日」の思い出披露

キャッチボールする西武・高橋(撮影・冨永豊)

西武の高橋光成投手(27)が5日、4度目の先発登板となる6日のロッテ戦(ZOZOスタジアム)で今季初勝利に意欲を見せた。

5日のソフトバンク戦(ベルーナドーム)の試合前練習後に報道陣の取材を受け、「ロッテはつながりのある打線なので一人一人を切っていくことを心がけたい。特に中軸は一発がある打者がいるので気をつけたい」と細心の注意を払って挑む。

ZOZOスタジアムでの登板は2022年8月23日に先発して以来、2シーズンぶりとなる。この時は6回を投げて6安打、3失点(自責3)で勝利投手となった。「(ZOZOが)得意とかはありません。久しぶりなのでマウンドを確認して投げたい」とロッテとの今季初対決に備える。

チームは4日に延長戦での15連敗を止め、今季初の3連勝をマークした。「チームの雰囲気も良いですし、スムーズに試合に入れると思う。この流れに乗って初回から飛ばしていきたい」と言葉に力を込めた。

5日のこどもの日に行われたソフトバンク戦では、ベルーナドームに来場した小学生以下の子どもたち全員に、自身が監修したキッズ用グローブ(非売品)を配布した。今季の試合で使用しているグローブのデザインをキッズ用に仕様したもので、子どもたちはグローブを手に楽しそうに観戦していた。

高橋は「こどもの日のことはあまり記憶にありません。実家にこいのぼりが上っていたかな。(実家が)田舎だったので川に行ったり、りんご園の手伝いをしたりと自然の中で遊んでいました」と自身の子どものころを懐かしんでいた。

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