韓国で10倍のタクシー料金を払った中国人観光客、警察に駆け込むと…=ネットは運転手批判

2日、韓国・SBSによると、済州島を訪れた中国人観光客が10倍多くタクシー料金を支払ってしまったが、市民と警察の助けで無事、差額を受け取ることができた。資料写真。

2024年5月2日、韓国・SBSによると、済州島を訪れた中国人観光客が10倍多くタクシー料金を支払ってしまったが、市民と警察の助けで無事、差額を受け取ることができた。

先月14日午前10時頃、済州道自治警察団の空港事務所を中国人観光客が訪れ、「タクシー料金2万ウォンのところを20万ウォン支払った。どうか見付け出してください」と韓国語で書かれたメモを渡してきたという。

この観光客は前日の夜、済州国際空港のタクシー乗り場から宿泊先までタクシーを利用した。料金は2万3000ウォンだったが、誤って現金20万ウォンを渡してしまった。気付いた時には既にタクシーは走り去っており、ナンバーなどは記憶していなかった。

その後、観光客が食事をしに訪れた飲食店で従業員に事情を話すと、警察に相談するよう助言しメモを代筆してくれたという。そのメモを持って自治警察団空港事務所を訪れたところ、中国語会話が可能な警察官の通訳がおり、詳しい経緯を伝えることができた。空港の防犯カメラ映像から前日に利用したタクシーのナンバーが確認でき、最終的にタクシー運転手と連絡が付いたという。

運転手は「夜だったので車内が暗く、1万ウォン札を1000ウォン札と見間違えた」と話していたという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「暗くて見間違えた?そんなのまともに運転できる状態ではないんじゃないの?」「もうハンドルを握るべきじゃないねよ(笑)」「1000ウォン札だと思った?2万3000ウォンなのに2万ウォンしか受け取らなかったってことか。随分お優しいんだな」「現金を受け取ったのによく確認しなかったのか?ウソも大概にしなよ」「金を受け取る時、みんなルームランプをつけてるじゃないか」「良心のないやつ」「とんでもない言い訳」「国家的な赤っ恥だ」など、運転手を批判するコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)

© 株式会社 Record China