自身を“4部の選手”扱い、父と深い因縁も…ハーランド、ロイ・キーンなど眼中になし「あの男のことは気にしていない」

マンチェスター・シティの点取り屋アーリング・ハーランドが、自身を目の敵にしているロイ・キーン氏を一蹴した。英公共放送『BBC』が伝えている。

キーン氏は以前、「ハーランドはヘディングやゴール前でのプレーは世界一だと思う。しかしプレー全般があまりにお粗末で、ほとんどリーグ2(4部)の選手のようだ」と発言。物議を醸したが、あくまでキャラクターを崩さず。先日には「チャンピオンシップ(2部)の選手のようだった。彼は大きく成長した!」と懲りない一言で周囲の笑いを誘った。

そんななかハーランドが、何かと絡んでくるマンチェスター・ユナイテッドの元主将に言及。圧巻の4発を叩き込んだ5月4日のウォルバーハンプトン戦(5-1)後、冷静にこう言い放った。

【動画】ハーランド父のチャージ&ロイ・キーンの報復殺人タックル
「あの男のことはそれほど気にしていない。だから問題ない」

実は、因縁はここ最近始まった話ではない。キーン氏は現役時代にアーリングの父、アルフ・インゲ・ハーランド氏からタックルを受けて前十字靭帯を損傷。その後に殺人タックルで報復し、長期離脱、そして31歳での引退に追い込んだ過去があるのだ。

ただ、2024年現在は、ご意見番と化した52歳が一方的に絡んでいるだけで、新時代の怪物は全く眼中にないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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