投資詐欺で1500万円被害、海南市の40代女性

海南市の40代の女性が、SNSを通じた投資勧誘で、1500万円あまりをだまし取られる事件があり、海南警察署が捜査しています。

今年(2024年)3月末、海南市内に住む40代の女性に、彼女のSNS投稿に興味があるようなメッセージが届きました。これをきっかけに、女性と、その相手とのやり取りが始まり、やがて投資を勧誘され、言われるままにアプリをダウンロードしたり、指定の口座に現金を送金するなどしました。その後、アプリ内で利益が出ている表示があったことから、女性は、今月(5月)はじめにかけ、複数回にわたって送金を繰り返し、送金額はあわせて1510万円となりました。女性が、家族に話したことから、詐欺と気づいたもので、警察に届けました。

警察では、同様の手口で、被害に遭う人が増えていることから、有名人を名乗ったり、「必ず儲かる」や「投資の方法を教える」、知らない人からの友達申請、また、「電子マネーを買って番号を教えて」や「キャッシュカードを渡して」、「保険料を還付する」などの話が出れば、詐欺を疑い、電話を切ったり、メールやSNSを途絶し、特殊詐欺被害防止専用ダイヤルに確認電話をするよう注意を呼びかけています。確認電話の番号は、フリーダイヤル0120・508・878です。

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