栃木県道場少年剣道大会 小学生の部は錬武館A初制覇 中学生の部は練兵館A5連覇

とちぎテレビ

栃木県内にある剣道の道場に通う小学生と中学生が、日頃の鍛錬の成果を競う大会が5月5日、宇都宮市で開かれました。

38回目を迎えた県道場少年剣道大会は先鋒、中堅、大将の3人ひと組の団体戦で行われ、小学生の部に80チーム、中学生の部に98チームが参加しました。

このうち小学生の部では、2年ぶりの優勝を狙う小山市の練兵館Aと、2006年の創設後初めて小学生の部の優勝を狙う那須塩原市の錬武館Aが対戦しました。

試合は錬武館Aの先鋒、6年生の小川武琉選手がメン2本を決めて勝ち、中堅戦では敗れたものの大将の後藤蓮選手が引き分けに持ち込んで、有効打突の1本多い錬武館Aがうれしい初優勝を果たしました。

中学生の部は、5大会連続の優勝を目指す練兵館Aと、創立51年目にして初の決勝進出を果たした野木剣友会Aの対戦です。

試合は練兵館Aの先鋒、小柳遼選手がメン2本を決めて勝利。中堅戦は引き分けとなり迎えた大将戦で、大山和寿選手が試合開始からわずか10秒余りで貫禄の2本勝ちを収め、練兵館Aが5連覇を達成しました。

© 株式会社とちぎテレビ