ボートレースびわこの「びわこヴィーナス!第5回酒処京都新京極スタンド杯」は5日、準優勝戦が行われた。
10Rでは4号艇の山下夏鈴(26=三重)が見せ場をつくった。3コースの垣内清美がコンマ31とスタートで立ち遅れ、カドからまくって内側3艇をのみ込む。展開を突きまくり差しハンドルを入れた間庭菜摘に1着を許したが、山下は2着で優出を決めた。
ただ、準優を振り返って反省しきり。「チルトはプラス0・5度で行ったけど、伸びたように見えたのは風のおかげです」とポツリ。そして「垣内さんが出ているので手前に寄せたけど、結果的には手前でもない伸びでもない、中途半端な足になっていた」と苦笑い。
それだけに優勝戦に期するものがある。準優勝戦と同じ4号艇となった。「もちろん一撃仕様にします。チルトはプラス0・5度のままで、今度こそきっちり伸びに振る。エンジン的に冷えた時の方が感触は良かったし、最終日は気温が下がる予報なのもいい。今節は思い切ったスタートが行けているので集中する。優勝を狙っていきます」と高らかに宣言。
当地初優出初V達成へ、全速スタートからのカドまくりだけを狙っていく。