インテルのシモーネ・インザーギ監督は、0-1で敗れたセリエA第35節サッスオーロ戦後、『Sky Sports ITALIA』のインタビューに応じ、スクデット獲得の喜びを振り返り、シーズン終了後の計画について語った。
4月22日に行われたミランとのダービーマッチに勝利したインテルは、通算20回目となるセリエA優勝を果たした。28日のトリノ戦後には、ミラノ市街をオープンバスで巡り優勝パレードを催した。S・インザーギ監督は再びスクデットを獲得した喜びを振り返り、以下のように語った。
「これは歓喜のスクデットだ。この3年間の過程の頂点を彩るにふさわしい勝利であり、ファンと共に二つ目の星(20回目の優勝)を祝うことができた。楽しむのは当然だが、まだ3試合あるので集中しなければならない」
続けてS・インザーギ監督は、2025年の夏にアメリカで開催されるクラブワールドカップについて「新しい経験になる」と語り、来シーズンからフォーマット変更のあるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)にも言及した。
「シーズンが長くなり、試合数も増加するため、間違いなくチームを大きくしなければならない。これらの大会に参加するすべてのチームにとって新しい経験となるが、我々は準備を整えるつもりだ」
また今夏の移籍市場では、ナポリのピョートル・ジエリニスキとポルトのメフディ・タレミのフリートランスファーでの移籍が内定しているインテル。タレミの加入に関して「豊富な経験を持つ選手を迎え入れることができてうれしい」とし、今後の計画について触れた。
「今後の試合数を考えるとスカッドを拡大する必要がある。私はすでにクラブに対して、今シーズン獲得した選手を誰一人失わずに来シーズンに臨みたいと伝えた。(マルコ)アルナウトヴィッチと(アレクシス)サンチェスは他のストライカーほど出場しなかったが、必要な時に結果を出してくれた」
「私は長年サッカー界にいるので、ニーズや要求があることは十分理解しており、状況が変わる可能性もある。それでも私はクラブに全員を残したいと伝えた」