古市憲寿氏 インバウンドとGWの両立に提言「もっと宿泊税とかとってもいい」

古市憲寿氏

社会学者で作家の古市憲寿氏(39)が5日、日本テレビ系「真相報道バンキシャ!」に出演。宿泊税についての自身の考えを明かした。

インバウンドにより日本各地が外国人旅行者でにぎわう中で迎えたゴールデン・ウイーク(GW)。番組ではインバウンドとGWの共存が話題にのぼった。

古市氏は「もっと宿泊税とかとってもいいと思う」と指摘。「ハワイの場合、宿泊するホテル(代)の1割以上とってると思う。日本でも5万円のホテル泊まれるようなお金ある人は、5千円とってもいいだろうし」と持論を語った。

さらに宿泊税で集めた資金は、ゴミ箱の設置等に使用すべきと主張。「日本の場合はゴミ箱が圧倒的に少ない。ゴミ置き場がないから、ポイ捨てしてしまう人が残念ながらいると思う」。

日本の観光の環境を、日本人の税金のみで支える必要はないという持論を語った上で「宿泊税とかで得たお金をもとに、ゴミ箱を作るだとかしていく。日本(人)の税金だけでなく、海外から来てもらった人に対してもお金を課して観光を整備していくことは、お互いにとってもいいんじゃないかなと思う」と語った。

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