4日のABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」では、衆院補選で惨敗し、窮地に立たされている自民党と岸田文雄政権を取り上げた。
政治ジャーナリストの青山和弘氏が解説を行い、岸田首相の選択肢として「6月解散」「解散せず9月総裁選」の2択があると指摘。青山氏は、岸田首相の9月総裁選での再選は党内状況から厳しいが、「まだ悪あがき」の可能性があるとの見方を示した。
一方で「6月解散」した場合の、取材をもとにした独自の議席予想を紹介。
自民261(前回21年選挙)→198(予測)
公明32→22
自公計220で、過半数233を割り込む数字を予想し、自公内からは「絶対やるな!」「とんでもない」との声があがっていると伝えた。
コメンテーターの元内閣参与で京大大学院教授の藤井聡氏は、「9月総裁選で勝つ確率」よりは、「6月解散で過半数割れしない確率」に賭けて「イチカバチカ、負け覚悟解散」があるのではとの見方も広がっていると指摘した。
青山氏は「その恐怖が拭い去れないのが、岸田さんの怖いところ」と語った。