ボーフムは5日、ブンデスリーガ第32節でウニオン・ベルリンとのアウェイ戦に臨み、4-3で逃げ切った。ボーフムのFW浅野拓磨は負傷欠場している。
前節ホッフェンハイム戦を3-2と逃げ切って9戦ぶりの白星を飾り、残留圏内の15位に浮上したボーフム(勝ち点30)は、浅野が負傷欠場となった。
同勝ち点で並ぶ14位ウニオン(勝ち点30)に対し、球際の激しい立ち上がりの主導権争いを経て16分にボーフムが試合を動かす。シュテーガーのパスを受けたブロシンスキが右サイドのスペースを突いてクロス。これをヴィッテクが合わせた。
先制後も互角の攻防が続いていたが、ボーフムが31分に個人技で加点する。オスターヘッジのパスをボックス右で受けたヴィッテクがDFをカットインで外してシュート。左足で放った一閃がゴールに吸い込まれた。
その後34分、FKからジオゴ・レイテのヘディングシュートをGKリエマンが防いだボーフムは37分に3点目を奪いきってしまう。CKの流れからパスラックの左クロスをシュロッターベックがボレーで流し込んだ。
迎えた後半、フォラントやトゥザールを下げたウニオンに対し、ボーフムは開始5分にCKの流れからヴィッテクががハットトリックに迫るボレーを放った。
悪くない後半の入りを見せていたボーフムだったが、59分にフェルテッセンのミドルで1点を返されると、63分に一気に1点差とされる。
クリアボールに反応したシャーファーにディフェンスライン裏を取られると、並走していたベディアにシュートを決められた。
劣勢に陥ったボーフムだったが、70分に4点目。ロングスローの流れからパスラックの右クロスをホフマンがヘッドで流し込んだ。
しかし74分、アーロンソンにゴールエリア左でボールをキープさると、ラストパスをホラーバッハに決められ、再び1点差に。
それでも終盤にかけてはウニオンの反撃を凌いだボーフムが4-3で逃げ切り。残留争いの直接対決を制し、ウニオンをかわして14位に浮上している。