【ベトナム】不動産DIC、駐在員向け先進病院を建設へ[医薬]

ベトナムの不動産建設投資開発総公社(DIC)は4月27日、同国に長期駐在する外国人に先進的医療を提供する病院を建設する方針を示した。ベトナム外資系企業協会(VAFIE)の電子メディア「インベスター」が同日伝えた。

グエン・ティエン・トゥアン会長は年次株主総会で、既存の土地資産を教育、医療、社会住宅の各事業に活用すると表明した。医療分野では、日本や韓国など先進国と同等の診療を受けられる質の高い医療機関を建設するため、調査・研究を行う。建設地は北中部タインホア省や、本社のある南部バリアブンタウ省を予定している。

環境負荷の低いスマート工業団地への投資も計画し、バリアブンタウ省の2カ所とホーチミン市、ドンナイ省の各1カ所で検討を進めている。

グエン・クアン・ティン社長は、2024年の設備投資予算は7兆2,130億ドン(約2億8,390万米ドル、439億円)と前年比6.4倍に増やす見込みだと明らかにした。

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