子どもと大人が協力し、海岸の砂で作品を作るイベント「こどもの日のつどい 砂の芸術」が5日、神奈川県逗子市の逗子海岸で行われた。子ども約100人を含む約170人が参加し、砂にまみれながら力作を作り上げた。
同市の主催で年に1度開かれ、今年で42回目。参加者は4~10人のグループに分かれ、シャベルを使って、作品作りに取りかかった。砂と貝殻、海藻など海岸にあるものを使って作品を仕上げるのがルールで、約2時間でタコやネコ、ジンベエザメなどの生き物、人気キャラクターなど個性あふれる作品が並んだ。
最優秀に選ばれたのは、市内から4人で参加した御堂旭希さん(9)、織田かおるさん(9)のチーム。地球を持つゴマフアザラシの砂像を作り上げた2人は「逗子の海をもっときれいにしたい」と話していた。