「遠藤がいなくなってから守備が崩れた。いると違う」交代後に2失点。日本代表MFの重要性を解説者が強調!「外したことでフィルターが効かなくなった」

重要な存在だと再認識させた。

現地5月5日に開催されたプレミアリーグの第36節で、遠藤航が所属する3位のリバプールは5位のトッテナムとホームで対戦。4-2で上位対決を制した。

遠藤が4-3-3のアンカーで先発したリバプールは序盤からゴールラッシュを披露。モハメド・サラーがヘッドで決めた16分の先制点を皮切り、44分にアンドリュー・ロバートソン、50分にコディ・ガクポ、60分にハービー・エリオットがネットを揺らし、大量リードを奪う。

だが、64分に遠藤とロバートソンを下げて、ステファン・バイチェティッチとジョー・ゴメスを送り込むと、楽勝ムードが一変。中盤での守備が脆弱になり、73分にリシャルリソンのゴ―ルで1点を返されると、77分にもソン・フンミンのシュートで被弾。2点差に追い上げられ、ばたつく結果となった。

【動画】激しいチャージでソン・フンミンを潰す遠藤航
『ABEMA』でこの試合の解説を務めた元Jリーガーの林陵平氏は、2点目を失った後に、「遠藤を外したことによって、守備のフィルターの部分が効いていない。バイチェティッチはどちらと言うと、攻撃的な選手ですし」と指摘。遠藤の重要性について「いなくなって気付く」とコメントした。

また、試合終了後にも、「遠藤がいなくなってからの守備の崩れを見ると、遠藤がいると違うんだなというのを逆に感じさせるシーンでした」と述べている。

ユルゲン・クロップ監督も冷や汗をかいたかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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