岡田准一×ケンコバの「明鏡止水」の新シリーズが開幕。武術の達人&アスリートのトーク、神業が熱い!

岡田准一ケンドーコバヤシがMCを務める、NHK総合の武術トークバラエティーの「明鏡止水」の新シリーズとなる「明鏡止水 武の五輪」(水曜午後11:00)が、5月22日からレギュラー番組としてスタートする。

“武術翻訳家”こと岡田と、日本が誇る武の達人たちがオリンピックスポーツの神髄に迫る「明鏡止水」。武術の心得がある岡田と、格闘技通のケンドーコバヤシがMCを担当し、武術・格闘技の達人たちに加えてオリンピックスポーツのトップアスリートたちが参戦する。そして、熱いトークと神業を披露する。

今回のシリーズは「運動」を原点から最先端まで幅広く捉え直すとともに、オリンピックの格闘競技の数々を武術ならではの身体操作の視点でひもといていく。「一流は一流を知る」――それぞれ目指すところは違っていても、体や意識の在り方に深い共通性が浮かび上がってくる。

第1回のテーマは「二足歩行を極める」。われわれは正しく歩けているのか。そもそも正しい歩き方はあるのか? 武士・忍者の歩法、ナンバ術、競歩と、人間の運動の原点ともいえる歩き方を深掘りしていく。さまざまな身体操作法に基づく歩き方を知ることで、人が毎日必ずする「歩く」という運動がワクワクするものに思えてくる。古流剣術の赤羽根大介氏と若尾洋子氏、真田忍軍の末裔・伊与久松凬氏、400mハードル日本記録保持者・為末大氏、ナンバ術の矢野龍氏、タレントの秋元真夏が出演する。

第2回のテーマは「極めるを極める」。柔道で最近注目の固め技をさまざまな武術の視点で知っていく。出演は、柔道五輪金メダリストの野村忠宏氏、松本薫氏、漫画「刃牙」のモデルで格闘家の平直行氏、大東流合気柔術の近藤昌之氏、柔道家のドンマイ川端氏、第1回に続きタレントの秋元。

第3回以降は、「テコンドー」「ボクシング」「フェンシング」「アーチェリー/馬術」「レスリング」「スポーツクライミング/ブレイキン」を取り上げる予定。武の達人とトップアスリートとの手に汗握る競演に注目だ。

新たなシリーズ開始にあたり、岡田は「『明鏡止水』にこれまで3年出演させていただき、どこに行っても『岡田といえば武術の人』という話が通りやすくなりました。武術という先人たちの可能性への挑戦をひもとく、娯楽番組だけど、教育番組にもなっていると思います。戦いという表現をとってはいますが、最大の力を出す体の使い方だったり、周りとどう生きるかとか、周りを尊敬するとか、今の時代にもつながるいろいろな強さ、知恵のアウトプットなんです。今回のシリーズはオリンピックのトップを目指す人たちと、武の先人たちの技がつながり合って、お互いにリスペクトして帰って行かれるのが面白いですし、僕も勉強になっています。よく出てくださったなという“達人”の方ばかりなので、好きだという人にはたまらない番組になっていると思います」と番組の内容と魅力を解説。

コバヤシは「いずれ海外で大ヒットするコンテンツですよ、これはおそらく。番組タイトルロゴが素晴らしいんですが、これを見て古武道とかを扱う堅苦しい番組と思われるかもしれない。でも、どこかで隠れているんです。武人たちのかわいさが。伝説の柔道の方も出ておられるし、スポーツや近代格闘技も出てくるし、興味がある人はどこからでも入って来られる番組になっていると思います。見どころとして、うちの岡田准一“師範”がニヤニヤしている瞬間があるんですよ。自分の中で、姿勢とか骨盤とか何か体の使い方の理論がつながった時なんでしょう。そこを見逃さないでください!」と視聴ポイントを伝えている。

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