ドナルド・トランプがF1マイアミGPに登場。マクラーレンのピットを見学し優勝を喜ぶ

 アメリカ・フロリダ州のマイアミ・インターナショナル・オートドロームで行われ、現地時間5月5日に決勝を迎えた2024年F1第6戦マイアミGP。F1ブームを迎えているアメリカでの一戦なだけに、国内外から3日間で27万5000人のファンやVIPが訪れた。そのなかには前アメリカ合衆国大統領のドナルド・トランプの姿もあった。

 2017年から2021年まで第45代アメリカ合衆国大統領を務めた現在77歳のトランプは、今年の11月5日に行われる大統領選挙への出馬を表明している。選挙日まで半年の期間があるが、すでにアメリカ国内では現大統領のジョー・バイデンとの選挙戦が白熱している。

 大勢のセキュリティに囲まれながらマイアミGPの舞台、フロリダ州のマイアミ・インターナショナル・オートドロームを訪れたトランプは、決勝レース前のスタートセレモニーに出席したほか、アメリカ出身のザク・ブラウンがCEOを務めるマクラーレン・レーシングのピットガレージを見学した。

 自身のオフィシャルインスタグラムにおいて、「F1マイアミGPに参加できてうれしい!」と投稿したほか、トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループが運営するSNSサービス『Truth Social(トゥルー・ソーシャル)』では、マイアミGP訪問の模様を複数回にわたり発信している。

 マクラーレンのランド・ノリスが優勝を飾ったこともあり、決勝レース終了後には「私の友人であるマクラーレンがマイアミで開催されたF1レースで優勝するの姿を見ることができて、とても光栄に思う。私がレース前に訪問し、応援したクルマが勝利した! それこそが、この国に必要なものだ!」と、ノリス、そしてFIA国際自動車連盟のモハメド・ビン・スライエム会長との記念写真とともに投稿している。

 なおトランプ陣営に関して、マイアミGPのパドッククラブでの資金集めを計画し、ゲストひとりあたり25万ドル(約3900万円)で販売していたところ、パドッククラブの予約条件に違反しているとしてマイアミGPの主催者により中止されたと、『Washington Post』が報道しているが、トランプ陣営は報道を否定している。

2024年F1第6戦マイアミGPを訪れた元アメリカ大統領ドナルド・トランプとザク・ブラウン(マクラーレン・レーシングCEO)
2024年F1第6戦マイアミGPを訪れた元アメリカ大統領ドナルド・トランプ
2024年F1第6戦マイアミGPを訪れた元アメリカ大統領ドナルド・トランプ
2024年F1第6戦マイアミGPを訪れた元アメリカ大統領ドナルド・トランプ

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