茅台酒の包装作業をする従業員。（資料写真、貴陽＝新華社記者/欧東衢）
【新華社貴陽5月6日】中国酒造大手の貴州茅台酒がこのほど発表した2024年1～3月期決算は、売上高が前年同期比18.1％増の457億7600万元（1元＝約21円）、純利益が15.7％増の240億6500万元、営業キャッシュフロー（純額）は75.2％増の91億8700万元となった。
業績の着実な成長には主力商品である白酒（蒸留酒）「茅台酒」の好調な販売が欠かせない。1～3月の「茅台酒」の売上高は17.8％増の397億700万元となり、売上高全体の87.0％近くを占めた。系列酒も売り上げを伸ばし、18.4％増の59億3600万元となった。
1～3月は直販での売上高が193億1900万元と、前年同期の178億700万元から小幅に増加したものの、全体に占める割合は42.3％となり、46.0％から縮小した。オンラインで予約・購入できるアプリ「i茅台」での酒類の税抜き売上高は9.0％増の53億4300万元だった。
