長崎県長崎市上西山町の諏訪神社で5日、こどもの日恒例の長坂のぼり大会があり、子どもたちが長い石段を元気いっぱいに駆け上った。
氏子有志による実行委員会(山口雄介会長)が子どもの健全育成を願い開催。新型コロナウイルスの影響で中止や規模縮小を余儀なくされてきたが、今年は通常開催となった。幼稚園・保育園の年少児から小学6年生まで約500人が学年別に競走した。
このうち6年生は、神社入り口の「一の鳥居」から拝殿近くの「縁起門」までの計163段の最長コース。ゴールにつるされた「一番札」をつかみ取ろうと子どもたちが、必死に石段を駆け上ると、見物客から「上ってこ~い」の歓声が送られた。
一番札を獲得した福岡県久留米市の佐々木満暉君(5)は、父親の和貴さん(37)もかつて一番札の獲得者。満暉君は「走るのが大好きなので楽しかった」とうれしそうに話した。
一番札を取った人は同神社の大門に1年間、名前が掲示される。
「一番札いただきっ!!」 長崎・諏訪神社で長坂のぼり大会
- Published
- 2024/05/06 10:19 (JST)
- Updated
- 2024/05/10 11:41 (JST)
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