カブスが3連戦勝ち越し 地区首位ブリュワーズとゲーム差なしに

【ブリュワーズ0-5カブス】@リグレー・フィールド

日本時間5月6日、カブスは本拠地リグレー・フィールドでのブリュワーズ3連戦の最終戦を迎え、5対0で快勝。同地区ライバルのブリュワーズとの首位攻防3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、首位ブリュワーズにゲーム差なしと迫った。カブス先発のハビアー・アサッドは6回4安打無失点の好投を見せ、3勝目(0敗)をマーク。ブリュワーズ先発のフレディ・ペラルタは6つの四球を与え、5回3安打3失点で今季初黒星(3勝)を喫した。

カブスは毎回のように走者を出しながらも先制点を奪えない状況が続いたが、5回裏一死からヒット、盗塁、死球で1・2塁のチャンスを作り、ニコ・ホーナーのタイムリー二塁打で2点を先制。ホーナーは進塁打で三塁へ進み、ペラルタの暴投で3点目のホームを踏んだ。6回裏先頭のダンズビー・スワンソンが4号ソロを放ち、リードを4点に広げると、7回裏にはクリストファー・モレルのタイムリーでさらに1点を追加。投手陣は先発のアサッドから始まる3人の継投で5安打完封リレーを完成させた。

今季ここまでなかなか調子が上がらない状態が続いていたスワンソンは「大切なのは普段通りの自分でいること。球場に来て、普段通りにプレーして、自分に与えられた能力を発揮することが大切なんだ」とコメント。初回にはブリュワーズの先制を阻止する好プレーもあり、攻守両面でチームの勝利に貢献した。カブスのクレイグ・カウンセル監督は「調子があまりよくないときにチームの勝利に貢献できるのは気持ちがいい。ダンズビーも肩の荷が下りただろう」とコメント。「彼は我々にとって非常に大切な選手だから、彼の活躍は私も嬉しいよ」と喜んだ。

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