サッカー=メノッティ氏が死去、78年W杯のアルゼンチン優勝監督

[5日 ロイター] - アルゼンチン・サッカー協会(AFA)は5日、1978年ワールドカップ(W杯)で同国を優勝に導いたセサル・ルイス・メノッティ氏が亡くなったことを発表した。85歳だった。

ニューウェルズ(アルゼンチン)で指導者キャリアをスタートしたメノッティ氏は、74年にアルゼンチン代表監督に就任。82年W杯まで指揮を執り、その後はバルセロナ(スペイン)の監督に就任して83年に国王杯で優勝した。アトレチコ・マドリード(スペイン)でも采配を振るった。

2022年W杯で優勝した同国代表主将リオネル・メッシはSNSに「サッカー界の偉大な模範が他界した。彼の家族、友人に哀悼の意を表す。安らかな眠りを」と投稿。同国のハビエル・ミレイ大統領もX(旧ツイッター)で「この国に最大の喜びの1つをもたらしたチームリーダーの旅立ちに深い悲しみを覚える」と追悼した。

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