客船シルバー・ミューズが寄港 宮古、外国人客を温かく出迎え

クルーに贈った大漁旗を掲げて記念撮影する関係者

 客船シルバー・ミューズ(4万700トン、乗客定員596人、バハマ船籍)は4日、宮古市に寄港した。昨年に続き2回目で市民らは再会を喜び、外国人客を温かく出迎えた。

 宮古港藤原埠頭(ふとう)で歓迎セレモニーが行われ、通訳ボランティアの宮古高生3人がクルーに花束を贈呈。山本正徳市長は記念の大漁旗を贈り、受け取ったトマシュ・ピョートル・クラシュ船長は「これから何度も宮古に戻ってくることを願っている。温かい歓迎をありがとう」と感謝した。

 船は東京から米アラスカ州スワードに向かう16日間のクルーズ中で4日夕、青森に向けて出港した。9月24日にも宮古港に寄港する予定。

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