【ガーデニング】バラの美しさがもっと引き立つ!いっしょに植えたい<名脇役な草花>一年草&多年草8選

ローズガーデンの極意:華やかコンビネーションが叶う「バラと相性の良いおすすめの草花」探してみませんか?

豪華な花と甘い香りが魅惑的なバラ。その美しさをより際立たせるには、主役を引き立てる脇役の存在も欠かせません。

今回はバラとうまく調和して庭をロマンチックな雰囲気に彩ってくれる草花を、参考価格とともに紹介します。

記事最後にはバラと草花を組み合わせる4つの極意もお伝えしますので、バラを植えるときの参考にしてくださいね。

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この記事で紹介する「バラの魅力を引き立てる草花」にまつわるあれこれ

【写真1枚目/全10枚】
  • バラの魅力を引き立てる一年草のオススメ品種4選
  • バラの魅力を引き立てる多年草のオススメ品種4選
  • バラと草花を組み合わせる4つの極意

バラの魅力を引き立てる一年草のオススメ品種4選

ホワイトレースフラワー

エレガントなレース細工のような「ホワイトレースフラワー」
  • 学名:Ammi majus
  • 科名・属名:セリ科ドクゼリモドキ属

名前どおり白いレースを思わせる花が咲くホワイトレースフラワー。ロマンチックなバラの魅力をより引き立ててくれます。

※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)

ヤグルマギク

爽やかな野趣あふれるたたずまいが魅力の「ヤグルマギク」
  • 学名:Centaurea cyanus
  • 科名・属名:キク科ヤグルマギク属

ヤグルマギクは切り花やドライフラワーとしてよく利用される花。日当たりを好み、乾燥に強いのでほとんど水やりの手間もかかりません。

※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)

ロベリア

小さな蝶が飛び交っているような花姿が可憐な「ロベリア」
  • 学名:Lobelia
  • 科名・属名:キキョウ科ミゾカクシ属

小さな蝶が飛び交っているように見えるロベリア。花のカラーバリエーションが豊かで、どんな色合いのバラにもうまくなじみます。

※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)

ニゲラ

ユニークで繊細なフォルムが魅力の「ニゲラ」
  • 学名:Nigella
  • 科名・属名:キンポウゲ科クロタネソウ属

ニゲラは独特のフォルムが魅力の花とともに、開花後にできる風船のような種袋がユニーク。こぼれ種からも旺盛に発芽し、翌年また花を咲かせます。

※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

バラの魅力を引き立てる多年草のオススメ品種4選

クレマチス

バラの魅力を引き立てる「クレマチス」はツル性植物の女王
  • 学名:Clematis
  • 科名・属名:キンポウゲ科センニンソウ属

ツルを伸ばして星形の大きな花を咲かせるクレマチス。濃いブルーや紫の花が、バラの美しさをさらに際立たせます。※参考価格:500~700円前後(3号ポット苗)

ジギタリス

ボリューミーな花姿が印象的!ベル型の花を穂状につける「ジギタリス」
  • 学名:Digitalis
  • 科名・属名:オオバコ科キツネノテブクロ属

ジギタリスはイギリスのローズガーデンでは定番とされる花。ベル型の花が穂状に咲き、ボリューミーな姿が魅力です。

※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

ゲラニウム

山野草のような素朴で可憐な花「ゲラニウム」
  • 学名:Geranium
  • 科名・属名:フウロソウ科フウロソウ属

可憐な花が山野草のようにナチュラルなゲラニウム。コンパクトな背丈でまとまるので、バラの下草にピッタリです。

※参考価格:500~800円前後(3号ポット苗)

カラミンサ

風に揺れる小花が涼しげな「カラミンサ」
  • 学名:Calamintha
  • 科名・属名:シソ科トウバナ属

カラミンサは小花が縦に連なって咲き、風に揺れる様子が涼しげ。シソ科ならではのスパイシーで爽やかな香りが広がります。

※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

【ローズガーデンの極意】バラと草花を組み合わせる4つの極意

バラと草花を組み合わせる「4つの極意」

同じ環境で育つ花を植える

バラは日当たりや風通しのよい場所を好みます。一緒に植える植物も同じ環境を好む品種を選びましょう。半日陰を好む植物はバラの足元に植えて、強い光を遮ってもらうのもひとつの方法です。

同じ時期に咲く花を選ぶ

バラの脇役になるためには、開花時期が同じということも必要条件。バラが咲かない時期をカバーできるように、長い期間咲く品種や葉が美しい品種もオススメです。

控えめな花を組み合わせる

ゴージャスでバラとよく似た形の花は、バラと競い合い主役を奪ってしまうことも。あくまでもメインはバラなので、控えめな小花やシンプルな一重咲きを一緒に植えましょう。

配色や背丈のバランスを考える

バラと草花を同系色でまとめると統一感があり穏やかな庭に。またバラにはないブルーや紫を差し色として加えるのも効果的です。

バラは高い位置に花が咲くので、地面との間に空間ができてしまいます。中背~低い背丈の草花を植えると、空間が埋まりバランスの取れた風景になるでしょう。

バラと草花で作るナチュラルなローズガーデン

バラはそれだけでももちろん、庭の主役として十分な存在感があります。さらにバラを引き立ててくれるさまざまな花が周りに咲いていると、庭がよりいっそうナチュラルな雰囲気に。

バラの咲く季節が毎年待ち遠しくなるような、ステキなローズガーデンを作ってくださいね。

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