こんにちは。地域特派員のゆみっちです。
今回も七ヶ宿町をレポート。七ヶ宿公園内にある道の駅に続き、七ヶ宿焼きを見学、さらに足を延ばして長老湖を歩き自然を満喫してまいりました。
七ヶ宿焼「無限陶房」
道の駅七ヶ宿の左側に「七ヶ宿焼 無限陶房」があります。建物に入ると作品が展示されています。
<七ヶ宿焼 焼締>
七ヶ宿町で採れた粘土と藁を組み合わせ、赤松を利用して登り窯で焼成する焼締。粘土と薪窯の風合いが楽しめるほか、素朴でぬくもりがあり手になじむそうです。
こちらはおちょこやカップのコーナーです。
味わいのあるおちょこはどれも素敵! 何個かほしくなってしまいました。お店で人気はマグカップだそうです。自分だけの一点物を選ぶのも楽しそうです。
<七ヶ宿焼 東北炭流し>
七ヶ宿の自然と炭焼きの歴史によって誕生した七ヶ宿焼 東北炭流し。
雪解けや炭のイメージを「墨流し」という古来の技法を使って表現しているそうです。
白い雪原の間をスーっと川が流れているかのように墨汁が流れている・・美しい風景を想像させてくれる作品の数々。しばしその美しさに見入ってしまいました。
お店の後ろ半分は工房です。
現在、4人の方が作品を制作されているそうです。この日はおひとりの方が作業をされていました。製作でお忙しい中、手を止めていただき七ヶ宿焼についてのお話しを聞かせてくれました。
ダム湖カレー
お昼の時間となったので、道の駅七ヶ宿内のレストランで名物の「ダム湖カレー」を注文しました。
<ダム湖カレー>
「日本ダムカレー協会認定」七ヶ宿ダム湖カレー800円です。
左のたっぷりのカレーは中辛味?!真ん中にそびえるご飯が甘くて美味しい!右は地元の野菜の素揚げがたくさん。ポテトサラダとフレッシュ野菜も嬉しい一品です。
長老湖
長老湖を久しぶりに訪れました。いつきてもすがすがしい景色です。
湖畔の小さな小屋がかわいらしい!
周辺には東北自然歩道(新・奥の細道)長老湖を巡るみちが整備されています。七ヶ宿町の横川地区から南蔵王やまびこの森、そして長老湖に抜け、不忘山の姿が映る湖畔をたどるコースとなっているようです。
コース内にもある「南蔵王やまびこの森」は、キャンプやBBQ、野鳥観察なども満喫できるそう。また近くにある「やまびこ吊り橋」から望む不忘山の景色も格別です。
畔のベンチに座り、湖と山々の美しい景色に時を忘れてしまいました。
ちなみに、やまびこ吊り橋手前の駐車場から歩くと山道を歩き10数分で長老湖に着きます。長老湖にすぐ辿り着きたい場合には県道51号線の硯石を通り県道沿いの駐車場に止めると目の前に遊歩道があります。
今回は良い天気なので七ヶ宿焼きを見学し、ダム湖カレーをいただき、さらに足を延ばして長老湖へ。「無限陶房」で素敵な作品に出合い、七ヶ宿窯地元の美味しい野菜や食べ物を堪能し、自然いっぱいの山や湖の美しい景色を眺めながら、楽しい時間を過ごすことができました。
みなさんも気候の良いこの季節に「七ヶ宿巡り」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
DATA
七ヶ宿焼 無限陶房
<住所>宮城県刈田郡七ヶ宿町猯11-4(道の駅七ヶ宿敷地内)
<電話番号>0224-26-8290
<営業日>火~日曜日 10:00~17:00
<休業日>月曜日・祝日の翌日休業
長老湖
<住所>宮城県刈田郡七ヶ宿町長老