ゴールデンウイーク中に火事相次ぐ 金沢市の住宅街では男性 1人搬送

5日夜から6日朝にかけて石川県内では、相次いで火災が発生してます。6日朝早く、金沢市の住宅街で住宅4棟を焼いたほか、小松市では5日夜、工場2棟を焼く火事がありました。

6日午前5時45分ごろ、金沢市三十苅町で「2階の窓から火が噴き出ている」と近くに住む人から消防に通報がありました。この火事で木造2階建ての住宅1棟が全焼したほか隣接する3棟の住宅に延焼し火はおよそ1時間後に消し止められました。消防によりますと、火元の家には81歳と50代の男性が2人で住んでいてこのうち、50代の男性がのどの痛みを訴え病院に運ばれたということです。

近くに住む人「物音もすごかったし、火事や早く出て!って言ってくれた人もいた。なんかもうわぁーって感じで…風なかったから、上のほうに煙が全部」

また、5日午後10時20分ごろ小松市の工業団地で建物2棟を焼く火事がありました。火事があったのは小松市日末町の塗装業、丸栄産業で出火当時、工場は稼働しておらず、火事によるケガ人はいないということです。県内では現在、全域に乾燥注意報が発表されています。

引き続き、火の取り扱いに気を付けてください。

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