青森ワッツ プレーオフ敗退/リバウンドで明暗/バスケB2

【滋賀レイクス-青森ワッツ】第1クオーター、青森ワッツのアウダがシュートを決め、8-5に=滋賀ダイハツアリーナ
第2クオーター、青森ワッツの寺嶋がシュートを決め24-30に
第2クオーター、青森ワッツのモンゴメリーがシュートを決め28-30に
第2クオーター、青森ワッツのハミルトンが3点シュートを決め38-35に

 プロバスケットボールBリーグ2部(B2)東地区4位の青森ワッツは5日、大津市の滋賀ダイハツアリーナで開かれたプレーオフ(PO)準々決勝(2戦先勝方式)第3戦で、西地区優勝の滋賀レイクスと対戦。1勝1敗同士、最後まで熱戦を繰り広げたワッツだったが、79-92で敗れ、PO敗退が決まった。

 ワッツは序盤、SF・PFハミルトンが2連続で3点シュートを決めて好スタートを切ったものの、その後は滋賀のパスに翻弄(ほんろう)されて失点を重ねた。18-22で迎えた第2クオーター(Q)、ワッツはPG・SG寺嶋(弘前市出身)やPFモンゴメリーを中心に加点。より強度を増した守備で滋賀にプレッシャーをかけ続ける一方で、速攻をしかけて逆転に成功、一時6点のリードをつくる場面もあった。

 それでも、再び逆転されて44-45で突入した第3Q、PG池田らガード陣が奮闘しまたも逆転すると、その後は一進一退の攻防となったが、ファウルから相手にフリースローを献上。ゴール下への侵入も許して失点すると、主導権は少しずつ滋賀へ。

 最終第4Q、ハミルトンの3点シュートなどで一時2点差にまで迫ったが、終盤に主力のPFアウダが個人ファウル通算5回に達して退場すると、その後は一気に点差を広げられて終戦。勝負どころでのオフェンスファウルも痛かった。

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