【F1】角田裕毅が7位爆走でアストンマーティン移籍待望論が加速 オーナーとの合成写真も

マイアミGPでピットを出る角田裕毅のマシン(ロイター)

F1第6戦のマイアミ・グランプリ(GP)が5日(日本時間6日)に開催され、RBの角田裕毅(23)が今季自己最高タイの7位入賞を果たし、スプリントの8位入賞と合わせて同GPで大量7ポイントを獲得した。

10番手からスタートした角田は、得意のスタートから早々に9位へ上がると、積極的な走りを見せて前方へプレッシャーをかけていく。そしてピットインを他車より遅らせる戦略を取り、これがズバリ。28周目にローガン・サージェント(ウィリアムズ)のクラッシュでセーフティーカーが導入されたタイミングでピットインすると、順位は一気に7位へとジャンプアップした。

堂々の走りで7位入賞を果たして6ポイントをゲット。前日のスプリントで8位入賞の1ポイントと合わせて、マイアミGPでは大量7ポイントを獲得する躍進を果たした。

これで今季のドライバーズランキングでもトップ10入り。上位5チームとは依然としてマシンの性能差が大きい状況での快進撃に、海外ファンは称賛。2026年からホンダとタッグを組むアストンマーティンへの早期移籍を待望する声が続出している。

SNS上では「とにかく、2026年には角田裕毅とアロンソがアストンで歴史を作り、サインツとハルクがアウディで歴史を作るだろう、他のチームはタイトル争いを見ることになるだろう」「F1チャンピオンシップで角田裕毅がランス・ストロールに先行している。ホンダ、注目してる? 2026年からアストンマーティンにエンジンを供給するよね」などとかねて噂されているアストンマーティンに移籍して将来的に優勝争いを熱望する声が出ている。

さらに、アストンマーティンのオーナーを務めるローレンス・ストロール氏と息子で同チームに所属するランスのツーショットを、ランスを角田に置き換えた合成写真も登場。「速報…ローレンス・ストロールは息子にうんざりし、ツノダを養子に迎えた」とのコメント入りで投稿されると、大きな反響も起きている。

ランスは今季低迷して前戦の中国GPでは凡ミス&逆ギレ騒動を起こし、今回のマイアミGPでも17位とダメダメぶりは相変わらず。角田との〝交代論〟がますます加速していきそうだ。

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