磐田DFのゴール阻止、倒れ込みながら頭で決死クリア「仕事しすぎ」「神クリア」と話題に

磐田DFのゴール阻止が話題(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

DFリカルド・グラッサが頭でコーナーキックに逃れる

今シーズンJ1昇格を果たした東京ヴェルディ(東京V)とジュビロ磐田が5月6日、リーグ第12節で対戦。昨季J2では、2試合2分と拮抗した力を持つ両チームだが、早速チャンスを迎えたのはホーム東京Vの方だった。

前半4分に東京VのMF見木友哉がイエローカードを受けたように、球際で激しい攻防が繰り広げられる一戦。右サイドから崩しにかかった東京Vは、FW木村勇大が右サイドからクロスを入れる。ゴール前の混戦から先制点を狙いに行った東京Vだが、磐田の身体を張った守備に阻まれる。

ゴール前に選手が入り乱れるなか、こぼれ球に磐田のDFリカルド・グラッサが反応。倒れ込みながらも懸命に頭を伸ばして、ボールをピッチ外にクリアした。グラッサがボールをクリアしていなければ、MFチアゴ・アウベスが詰めていただけに、確実に先制点が決まっていた場面。このグラッサの守備のように気持ちを前面に出したプレーをどれだけ見せられるが、この試合の勝敗を分けるかもしれない。

SNS上でもファンから「気持ち入ってる」「仕事しすぎ」「神クリア」「執念」「勇気あるプレー」と賛辞が贈られていた。(河合 拓 / Taku Kawai)

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