YASOシリーズ初 ジンソーダ発売 越後薬草 糖類・香料無添加、味わいさっぱり

1日に行われたレセプションで取材に応じた塚田社長。「いずれは『県民酒』に」と、新商品への意気込みを語った

上越市小猿屋の越後薬草(塚田和志社長)は7日から、同社が展開するアルコール飲料、YASOシリーズ初となるソーダ缶「THE HERBALIST YASO ジンソーダ」を販売する。アルコール度数5%、350ミリリットル入り、199円(税込み)。県内のスーパーマーケット、量販店のほか、ネットショップでも購入可能。

YASOシリーズは、同社が製造、販売する野草酵素を作るため、ヨモギなど80種の原料を発酵させる過程で生じたアルコールから作っている。特にジンは、さらに20種類の素材を加えて作り出した複雑な香りと味わいが人気。世界的なコンペなどで数々の賞を受賞し、高い評価を受けている。

バーベキューやキャンプなど、屋外レジャーが本格化するこれからの季節を見据え、新たに開発したソーダ缶。ジン特有のアロマを抑えつつ、シトラスなどのフレーバーを加えて爽やかに仕上げた。糖類、香料など無添加でさっぱりとした味わいは、刺し身から脂っこい肉料理まで合う、食中酒として楽しめる。

塚田社長は「いずれはコンビニや全国でも販売したい。この機会に、まずは多くの人に飲んでもらい、いつか『県民酒』として県を代表するお酒と認知してもらいたい」と願った。

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