大谷翔平からロバーツ監督への“ポルシェ”プレゼント写真に写り込んだ「日本の紙袋」にネット注目「何であるのかな」

車の模型を披露するロバーツ監督(写真:時事通信)

現地時間5月4日(日本時間5日)、試合前の囲み取材で、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(51)が大谷翔平選手(29)から“ポルシェ”をもらったと明かした。

「昨日、ギフトをもらったんだ」と切り出したロバーツ監督は、「送り主は、日本生まれで、私の球団記録を破ろうとしている選手だ」と大谷を示唆。大谷は、沖縄生まれのロバーツ監督が保持していた日本生まれの選手の球団最多本塁打記録に並んでおり、更新が期待されていた。

ロバーツ監督は「ギフトはポルシェだ」と告白すると、「彼はそれを私のオフィスに持ってきた。どんな車かは察してよ。すてきなポルシェを買ってくれて、それは机の上に置いてあるよ」と続けた。

大谷がプレゼントしたポルシェは“ミニカー”だったのだ。同日の試合で、大谷は見事日本生まれの選手の球団最多本塁打記録を更新。試合後に行われた大谷の囲み取材ではロバーツ監督が突如“ポルシェ”とともに乱入し、笑いを誘っていた。

そんななか、意外な注目を集めているのが「日本の紙袋」の存在だ。「MLB.com」のドジャース担当記者フアン・トリビオ記者がXに投稿した、ロバーツ監督とポルシェのミニカーの自撮り写真には背後に「豆の蔵元」の文字が書かれた紙袋が。

「豆の蔵元」は、大阪府河内長野市に本店を構える豆菓子店。大阪狭山市、吹田市、和歌山県橋本市にも店舗がある。SNS上では、あまりに“ローカル”な紙袋がロバーツ監督の元に置かれていることに驚く声が相次いだ。

《豆菓子ですか。何であるのかな》
《これって!親戚の家の近くにあるお店!!大阪です。めっちゃ美味しい豆菓子の専門店です!》
《大阪の隅っこのほうのお菓子がなぜ??》

かつて同チームに所属していた前田健太選手(36)もロバーツ監督にはせんべいを差し入れたことがあるという。沖縄県で幼少期を過ごしたロバーツ監督は、当時の会見でせんべいを「幼い頃、よく食べていたお菓子」と喜んでいた。

ロバーツ監督に日本のお菓子を差し入れるのはある種の定番になっているのかもしれない。

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