広島東洋カープのドラフト1位、常広羽也斗の実戦デビューが7日のウエスタン・リーグ阪神戦(由宇)に持ち越しとなった。登板予定だった6日の阪神戦が雨天中止になり、「何とも思わない。打者としっかり勝負することを意識したい」と見据えた。
即戦力として期待された右腕は、コンディション不良で3軍での調整が続いていた。4月に入り、シート打撃での登板を重ね、準備を進めた。この日、廿日市市の大野屋内総合練習場でキャッチボールやダッシュで調整。「決まった調整方法はないので、臨機応変に対応したい」とスライドでの先発に備えた。